虎虎 『中二病でも恋がしたい! (3)』 (KAエスマ文庫)

中二病でも恋がしたい!  (3) (KAエスマ文庫)中二病でも恋がしたい! (3) (KAエスマ文庫)
(2014/03/25)
虎虎

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※※ライトノベルです※※

 今回は虎虎さんの『中二病でも恋がしたい』です。作者名は「とらこ」と読むようです。
 この作品はアニメ化されて、大ヒットした作品ですのでご存じの方も多いのではないでしょうか。管理人もアニメ化された作品ということで興味を持って読んでみた口です(^_^;) アニメは数話だけ見ました…。

 今作のあらすじ
 主人公勇太と恋人で中二病の六花(りっか)。ある日二人が一緒に登校すると、いきなり土下座をするを人物が。
 その人物が言うことには「貴方の恋人を私に下さい!!」とのこと。
 動揺する二人がよくよく話を聞くと、その人物、天虹旱(あまにじ ひでり)は一緒に演劇に出演してくれる人間を探しており、六花に目を付けたと言う。彼女の話を聞いた二人は、旱のために演劇に出演することに。
 あの人たちも登場する、文化祭編スタート。


 感想
 「ザ・ライトノベル」な読後感です。良くも悪くもライトな読み応え。
 基本的には、主人公の勇太と彼の彼女の六花の二人の間のお話です。時々周辺の人物が絡んでくるそんな作品。
 まぁ、六花ちゃんのキャラが立っているので飽きずに楽しめます。
 ただこの六花ちゃん、いわゆる中二病なので言動が痛々しいことが多々あります。そこに目をつぶればかわいい子なのですが…。

 『中二病~』は今作が三作目だそうですが、一作目の終盤で主人公と六花ちゃんは付き合ってます。なので基本的にはこの二人のイチャツキぶりなどの恋愛模様を楽しむ作品です。
 前作の二巻目では、勇太くんのかつて仲よくしていた女の子、七宮智音(ななみやさとね)が登場して六花との関係が揺らぐという波乱がありました。
 が、今作ではそんなこともなく、二人の仲を温かい目で見つめる作品となっていますw

 さて、最初にアニメ化という話を書きましたが、アニメ版とは雰囲気は異なるかと思います。
 アニメ版をすべて見ている訳ではないのですが、アニメ版の方はラブコメ要素が強いのに対し、原作は基本的に勇太と六花の二人の関係の中で話が進む感じです。
 
 また、アニメ版のキャラクターたちの何人かは原作には出てきませんでした(過去形の理由はあとで書きます)。
 五月一日くみん先輩は、原作では登場しません。この三巻目からの登場です。
 凸森早苗も原作では登場しません。こちらも今作からの登場です。
 六花のお姉さんは、存在すらしていません。六花の家庭事情などの重い話もありません。

 なのでアニメ版から入ると、その違いにショックを受けるかもしれません。が、面白さは大して変わらないかと思います。
 というより、アニメ版がヒットしたためか作者さんがアニメの要素を原作に逆輸入したのではないかと思います。その結果のくみん先輩と凸森の登場なのではないかと…。でも登場の仕方が少々強引な印象を受けました。
 アニメ化の影響の負の点でしょうか。原作が変わるとか…。
 「極東魔術昼寝結社」も今作の最後で結成されています。

 評価は☆2.5。 キャラ読みと時間つぶしに向いています。

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(2011/12/28)
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