海羽超史郎『バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏』(電撃文庫)

バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏 (電撃文庫)バベロニカ・トライアル 西春日学派の黄昏 (電撃文庫)
(2014/09/10)
海羽超史郎

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評価(☆5が満点)
☆1.5

あらすじ
 研究都市、西春日市。
 「学派」と呼ばれる集団が都市の地下で夜な夜な実験をくり返す。こうした都市は他にも全国各地に存在し、各学派間で鎬を削っている。
 箒場葉柄(ほうきばようへい)の許に、以前離れ離れになっていた幼馴染、八重垣櫻(やえがきさくら)がやって来た。白いワンピースに麦わら帽子に整った容姿という、いかにもなお嬢様然とした彼女は、葉柄にとっては頭痛の種だった。彼女はその見かけとは裏腹に自由奔放で、葉柄は櫻に振り回される日々。そんな自由気ままな櫻には、実は目的があって…。

感想
 お金がもったいなかったです(泣)
 知らない作家さんでしたが、あらすじを見てSF的作品を期待して購入してみました。まぁ、期待は裏切られましたが。
 実はこの作家さん、13年前に電撃文庫で本を出していたらしいです。


 ボーイミーツガールものでしたが、それはおまけ的な感じがしました。というか、ストーリー自体がおまけのような気も。
 「メモリにでたらめなビットを並べていったら、どこかで偶然PC自体がバグる」ような話が書きたかったらしいです。
 ボルヘス『バベルの図書館』の中で展開されている議論のような作品だとか。

 なに言ってるかわかりませんでしたw
 『バベルの図書館』の要点ではなく、この作品で何が言いたいのかがわかりませんでした。
 申し訳ないのですが、書きたいことありきであって、それをストーリーに上手くとり込めてないのではないかと。
 ですので、ストーリーがおまけに堕している気がしました。

 あと、不良に対して終始「アホアホ」言っている主人公はいかがなものかと。そのため、主人公に感情移入することは不可能でした。
 他にも色々説明不足だったり、作者さんの言語センスに合わなかったりしました。素直に読めませんでした。
 ツッかえるというか、引っかかりを覚える部分が多々ありました。

 ということで、この作品の評価は☆1.5です。
 購入は考えてみてもいいかもしれません。
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