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阿部智里 『玉依姫』他感想…

 それでは、今回の分の紹介と感想です。

新刊
・阿部智里      『玉依姫』       ☆4
・小路幸也      『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』   ☆4

 ラノベ・コミックス

・葵せきな      『ゲーマーズ! 10』     ☆4
・末次由紀      『ちはやふる 38』     ☆4


既刊
・東野圭吾      『ラプラスの魔女』      ☆3
・藤原伊織      『テロリストのパラソル』   ☆4
・竹本健治      『将棋殺人事件』       ☆2.5
・島田荘司      『聖籠の海 上・下』     ☆3.5
・萩尾望都      『11人いる!』          ☆4
・シギサワカヤ    『九月病 下』         ☆3.5
・ギブスン、スターリング  『ディファレンス・エンジン』   ☆3
・コクトー        『恐るべき子供たち』     ☆3.5


感想

『玉依姫』
 「八咫烏シリーズ」の最新刊。
 「山内」の秘密、山神の正体、失われた先代金烏の記憶、などなどこれまでのシリーズ内で残された数々の謎が明かされる。女性はというか、「母は強し」という格言を再確認w さて、フレイザーよろしく王というか神が交代したわけだが、山内はどうなるのだろうか。一部完となる次巻「弥栄の烏」が待ち遠しいところ

『東京バンドワゴン』

 こちらもシリーズ最新刊。 「呪いの目録」を巡って事件再び。とは言え、「呪い」所以となったような切った張ったの事件ではない。 が、巡り巡ってロンドンへ行くことになったものの、当地でもべらんめぇな勘一さん、流石ですw
 他にも花陽の受験を巡るあれこれ、研人デビュー(?)などなど。ふじしまんはすごい(色々な意味で)。

『ゲーマーズ!』

 魔王攻略後、レベルアップした人による一波乱の回。 作中ではバレンタインを巡るドタバタがメイン。
 個人的には、コトハが想いを口にしたことが若干意外。黙って身を引くのかとも。ただ、このままフェードアウトして出番が少なくなりそうなところが気になる(;´Д`) 

『ちはやふる』

 代表決定戦始まる。
 今巻の見どころは、不穏な出だしの新VS.太一。 ぶちぎれる原田先生。 詩暢ちゃん初めてのお出かけ、の三本立て。
 
『ラプラスの魔女』
 東野版『ネクサス』というか、『ジェノサイド』と言おうか。 ポストヒューマン・テーマのようなミステリー作品。 『プラチナ・データ』の様なSF寄り作品。 超人的な計算能力を犯罪行為に使う男と、それを止めようとする同類の少女の話。 どこかで読んだような感じで、イマイチ盛り上がれず。映画の方も推して知るべしか…。

『テロリストのパラソル』

 ミステリー作品。 爆弾テロに遭遇、そこで過去の恋人がテロに巻き込まれたことを知り、事件を追うことになる元過激派の男の見た真実とは。
 ミステリーではあるが、逃亡犯を主人公に据え、社会の裏側を描く社会派小説のようでもあり、アル中のダメ主人公がハードボイルドを感じさせる不思議な作品。見どころが沢山ある、魅力的な作品と言うことです。 乱歩賞と直木賞を受賞
 
『将棋殺人事件』
 以前、他の作品を読んだと思ったので、それと同じく「ゲーム三部作」の一つである本作を読んでみた。 随所にみられる詰め将棋の蘊蓄は、事件の本筋とはほぼ無関係という…。 なんとも微妙で地味な作品。 

『星籠の海 上・下』

 「御手洗潔シリーズ」。 今回の舞台は瀬戸内、鞆。 村上や忽那水軍、幕末の国難、現代のカルト教団などなど、時間もテーマも縦横に横断するエンタメ作品。 映画化前提に書かれたものらしい(解説より)。
 いつもよりも読みやすかったが、いつもよりエンタメ感が強く、違和感も強かった。架空ではあるが歴史ミステリーの謎解きを絡めたところが面白く感じた。一方で、カルト教団に妙に執着する御手洗の態度が謎だった(『ネジ式ザゼツキー』以降を読んでいないせいか)。 これまでの様な本格推理小説というよりも、エンタメ小説として読んだ方が楽しめるか…。

『ディファレンス・エンジン 上』
 名作と名高い作品。 が、個人的にはイマイチぴんと来ない作品。 上巻のみで下巻をまだ読んでいないのは、そのため。 下巻を読み終えれば、また違った感想になるのかもしれないが、今は下巻に手が伸びない。

『恐るべき子供たち』
(岩波文庫版)
 「アンファン・テリブル」。 子供の世界の無邪気な残酷さを、悲劇的に描く。 個人的には、一部の方が好き。

『11人いる』
 SF漫画。 試験の最終テスト、受験生は10人のはずが、会場には11人の受験生が。ニセモノは誰だ。
 萩尾さんの代表作の一つ。 偽者を探るミステリー要素あり、反目と友情という少年漫画の王道ありと、非常に面白い作品。今回は漫画文庫版で手に入れたので、表題作の他、後日談である「続・11人いる」、「スペース・ストリート」の二編も併録。主人公とパートナーのその後も見れて、お得。

『九月病 下』
 シギサワカヤさんの『ファムファタル』が好きで、探している途中で見つけて購入してみた作品。 上巻は見当たらず、下巻から読むという暴挙に出るw 面白かったですけど、やはり上巻も読みたいところ。 『ファムファタル』もだいぶ前に読んだきりだったので、読みたいのだが3巻が見当たらない…。 通販すればいいのだけどメンドイ…。


 今回はこんなところです。
 少し前に、漫画版で『冷たい校舎の時はとまる』を久々に読んだら、キングの『ランゴリアーズ』が読みたくなり買い、その後同じく読みたくなって富樫義博『レベルE』を買ったところ。
 『レベルE』は漫画文庫で買い直し。 『レベルE』のいい感じでぶっ飛んでるところが最高。 一連のルナとの話が好き。 作中の他の話の中で「ランゴリアーズ事件」モチーフの話が登場する。
 なお、辻村美月、S. キング、富樫義博と、共通点のなさそうな作家三人の作品の共通点が「ランゴリアーズ事件」。

 『レベルE』の「E」は、「エイリアン」の頭文字の「E」から採った。だが、ご存知のように「エイリアン」のスペルは「alien」である。というコメディの様な富樫と編集さんとのやり取りが、ジャンプブックス版のあとがきのようなところにあった記憶が。

 それではまた次回。
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ゆーいちです。

このブログでは特にジャンルを絞らず、自分が読んだ作品の感想を書いていこうと思います。
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出来るだけ週一程度のペースで更新していきたいと思います。

よろしくお願いいますm(- -)m

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