一肇 『少女キネマ』他感想

 花粉症が辛い季節がやってきました(;´Д`)  外出のたびに目がかゆく、鼻水が止まらなくなるのはやめていただきたい!w
 あと頭がぼーっとするので、本が読みづらい季節です。 気候は最高なのに…。

 そんなこんなですが、今回の分の紹介です。

新刊
・一肇          『少女キネマ』          ☆4
・時雨沢恵一      『SAO・A GGO 6』       ☆3.5

既刊
・梓崎優         『叫びと祈り』           ☆3.5
・田中芳樹        『銀河英雄伝説 外伝1』    ☆4
・道尾秀介        『背の眼 上・下』         ☆3.5
・イーガン         『しあわせの理由』        ☆4
・ダグラス・アダムス   『銀河ヒッチハイク・ガイド』   ☆4


感想


『少女キネマ』
 作者さんは、「にのまえ・はじめ」と読むそうです。難読。
 屋根裏から少女が出てくることから始まる、迷走青春小説。今も主人公に影を落とす親友の死の謎を追うミステリーでもあり、主人公が暮らす下宿の個性豊かな面々との絡みも楽しめる。 森見登美彦や万城目学などが好きな人ならこの作品もきっと気に入ると思う。 良くも悪くも。
 最後は謎解きと話全体に綺麗にオチがついて綺麗な読後の余韻を与えてはくれるが、帯の文句は煽りすぎだと思う…。

『GGO 6』(ライトノベル)
 ピンクのチビさんのお話も6巻目です。サブタイトル的に短編集的なものかと思いきや長編でした。
 ただし今回は変則的で、いつものスカッドジャム方式ではありません。 なので、いつもほどの必死さがない分盛り上がりには欠けますが、オールスター戦とみれば楽しめかと。

『叫びと祈り』
 連作短編ミステリー集。
 第5回ミステリーズ!受賞作「砂漠を走る船の道」が凄く良く、おススメ。静かな狂気に背中を撫でられました。他にもスペインを舞台にした推理合戦、「白い巨人」もよかった。 終盤の二編は毛色が違うので戸惑った。が、最後まで読むとその意図とタイトルの意味が分かるので納得した。でもやっぱり毛色が違う二編でした。

『銀英伝 外伝1』
 ラインハルトとのちの帝国の双璧、ロイエンタールとミッタ―マイヤーの出会いを描く外伝の一巻でした。
 藤崎版『銀英伝』の4巻が、ちょうどこの話ですかね(読んではいないのですが、表紙がロイエンタールとミッタ―マイヤーらしかったので)? あと、地味にメックリンガーとも遭遇してたw

『背の眼』
 ホラー・ミステリー作品。 というか、ホラーの皮をかぶったミステリー。 写真に写った背中に目が現れた人間が次々と死んでいるという話を追っていくうちに、明らかになる事実とは。
 軸足としてはミステリーの要素が強いので、ホラー作品を求めている方にはイマイチかも。ミステリーとしては、丁寧な描写と張り巡らされた伏線で楽しませてくれる正統派。

『しあわせの理由』

 SF短編集。
 収録作品の中では、人工的に感情を左右することの意味を探る「しあわせの理由」、脳だけが助かった夫を救うための妻の献身を描く「適切な愛」、不道徳な者をウィルスによって駆除しようとする男を描く「道徳的ウィルス学者」、一卵性双生児の姉妹の運命を分けた死病の背後に隠された真実を描く「血をわけた姉妹」が好きだった
 
『銀河ヒッチハイクガイド』
 有名SF作品。
 銀河バイパス建設のために突然破壊された地球最後の生き残りのアーサーは、たまたま地球にいた宇宙人のフォードと宇宙規模のヒッチハイクをする羽目になり…。
 とまぁ、シュールで、ブラックなSFコメディです。近年映画化もされたそうなので、そちらでご存知の方もいるかもしれません。映画は観ていないのですが、この作品、サイコーです! もっとは早く手に取っておけばよかった(´ー`)
 冒頭を読んでください。そこが気に入れば、この本は楽しめます。掴みが最高。内容も最高ですが。 続編も買う気です。


 あとは『一九八四』(ジョージ・オーウェルの方です)を読み返したり、皆川博子『開かせていただき光栄です』を読んだりしています。
 道尾さんの『背の眼』の続編、『骸の爪』も買ったので読む予定。
 この辺は次回紹介できるかと。
 それでは、またノシ
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