初野晴 『惑星カロン』 他感想

 更新間隔があいてしまいすみません。   読み終えるタイミングとか、新刊の発売のタイミングなどがうまく合わず、この始末です(´ー`)
 それでは今回の分の紹介です。

新刊
・初野晴        『惑星カロン』(文庫)                 ☆4

既刊
・宮内悠介       『彼女がエスパーだったころ』(ソフトカバー)    ☆4
・田中芳樹      『銀河英雄伝説 5∼8』         ☆4.5
・ガストン・ルルー  『黄色い部屋の謎』           ☆4
(ラノベ)
・屋久ユウキ     『弱キャラ友崎くん1∼3』        ☆3.5
(コミックス)
・いみぎむる     『この美術部には問題がある1∼7』  ☆4
・赤城アカ      『かぐや様は告らせたい 4』      ☆4


感想

『惑星カロン』
 実写映画公開に合わせたのでしょうが、早めの文庫化。王道の学園ミステリー、ハルチカシリーズの最新刊です。今回は短編3つと中編1つの4編。
 ハルタ・チカコンビと部員も増えて賑やかになった吹奏楽部の面々、彼らを中心にした学園ものとしても面白い。ミステリーの謎にしても一筋縄ではなく、捻りが利いている。
 個人的おススメは、「チェリーニの祝宴」、「理由ありの旧校舎」。 アニメ化されていたそうですが、そちらは面白かったのでしょうか?

『彼女がエスパーだったころ』
 SF短編集。 6編収録。
 個人的には『エクソダス症候群』以来の宮内さん。 『エクソダス~』はあまり好きではありませんでしたが、今作はとても良かった。SFらしさは満載で、個々の物語も面白い。冷めた観察者の視点で語られる文書も心地よい。 「百匹目の火神」、「薄ければ薄いほど」など、現実への皮肉の利いた話がこの人の作品では新鮮な感じがした。
 『スペース金融道』は面白いのでしょうか? 一作おきに面白いのだとすると…。

『銀英伝』

 同盟の敗北に続く、第二の大きな物語の節目まで来ました。 ヤン、身内のハネッ返りに背中を撃たれるのかと思いきや、地球教の長い手に捕まるとは…。
 次はロイエンタール編。 物語もいよいよ佳境です。にしてもラインハルト、周辺が寂しくなりましたね。

『黄色い部屋の謎』
 有名な『オペラ座の怪人』の作者の手になるミステリー作品。 でありながら、こちらはこちらで密室殺人テーマの有名作品。
 事件の舞台、トリック、登場人物。どれもすばらしい。探偵役のルールタビーユが18歳には思えないが…w 犯人の正体がエンタメに寄りすぎていて若干引くこと以外は名作にふさわしいと思う。

『弱キャラ~』

 残念系青春ラノベ。 『俺ガイル』の異父兄弟と言った感じの作品。 ただしこちらはダメ系脱出、意識高い系作品。
 菊池さんが可愛いけれど、ヒロイン戦線から脱落したのが悲しい(;´Д`) メインヒロインは人間として強すぎてヒロインっぽくないw

『この美~』

 ほのぼの部活系コメディ(ラブコメ?w)。 ヒロインである宇佐美さんの片思いの駄々漏れっぷりをニヤニヤしながら眺めて楽しむ作品。 基本的に美術部の日常を描くだけの作品なので、人によっては楽しめないかも。

『かぐや様~』
 新刊。 風邪をひいて甘えん坊モードに突入したかぐや様を愛でる巻です(*'▽')


 先週の「世界ふしぎ発見!」を見て購入した『最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く』を読んでます。先史時代の人類の姿を知りたい人には、入門書としてもいいかも。科学読み物としても面白い。記号の内実と言語の発生について新たな知見が得られる日が来ると楽しくなりそう。

 小説ではありませんが、木田元『反哲学入門』がとても面白かった。
 プラトンから現代哲学、ハイデガーに至るまでを概観し、「哲学とは何か」を平易に解説してくれる良書。哲学について知りたい人、西洋哲学に何かモヤモヤしたものを感じている人におススメです。

 『自生の夢』はまた次回です。
 それではノシ
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よろしくお願いいますm(- -)m

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