吉上亮 『PSYCHO-PASS GENESIS 1』

PSYCHO-PASS GENESIS 1 (ハヤカワ文庫 JA ヨ 4-6)PSYCHO-PASS GENESIS 1 (ハヤカワ文庫 JA ヨ 4-6)
(2015/03/06)
吉上亮、サイコパス製作委員会 他

商品詳細を見る


評価(☆5が満点)
☆3

あらすじ
 西暦2080年、警視庁の新人刑事・征陸智己(まさおか・ともみ)は、先輩刑事・八尋和爾(やひろ・かずじ)が率いる特命捜査対策室に配属される。そこは数多の未解決事件を追及する部署だったが、背景には包括的生涯福祉支援システム〈シビュラシステム〉により覇権を握ろうとする厚生省への警視庁の最後の抵抗があった。
 激しく変動する社会にあって、体制に翻弄されながらも正義の在り処を追い求めていく征陸だったが……。

感想
 若かりし日の「とっつぁん」こと征陸の過去のエピソードを軸に、『シビュラシステム』が社会を変革していくその過渡期を描いた作品でした。

 征陸のおやっさんの過去がメインですので、他のいつものメンバーは登場しません。
 例外として、子どもの頃のギノ先生がちょろっと登場していますが。

 
 タイトルが『Phycho-Pass Genesis』とあったので、もっと『シビュラシステム』の根本に迫るというか、現在の世界が出来上がるまでの話を期待していたので少々残念。
 個人的には、システムの成立の謎というか、裏側を事件として追うようなお話を期待していました。
 東金財団とか絶対絡んでるだろうし、アニメ版の補完にもなりそうですが、いかが?

 とは言え、若かりし日のとっつぁんのエピソードはそれとして興味があったので良しとしますw
 ギノ先生があれだけ毛嫌いしていたので、どんだけ仕事人間だったのかと思いましたが、別に仕事人間と言う訳でもなかったですね。 むしろ良い親父でした。
 まぁ、ギノ先生が問題視してたのは潜在犯に偏見が強かった時代に「潜在犯になった元刑事」と言う部分なんでしょうけどね。


 てか、先輩刑事として登場した八尋さんもいい味出してました。
 本編に出て来てても良かったんじゃないかと個人的には思います。色々な意味で。

 ストーリーとしては、まだ始まったところと言った感じでしょうか。
 とっつぁんの「潜在犯堕ち」に関係するエピソードとしてまとめることも出来そうですが、作品世界全体の「はじまり」はまだまだ描かれていないと思いますので、次巻以降に期待したいところです。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ゆーいち

Author:ゆーいち
ゆーいちです。

このブログでは特にジャンルを絞らず、自分が読んだ作品の感想を書いていこうと思います。
記事中の作品についての評価は、おススメ度と見てください。

出来るだけ週一程度のペースで更新していきたいと思います。

よろしくお願いいますm(- -)m

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
閲覧者数
検索フォーム
カテゴリ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR