池部九郎 『LOST -風のうたがきこえる- 上』 (ファミ通文庫)

LOST -風のうたがきこえる- 上 (ファミ通文庫)LOST -風のうたがきこえる- 上 (ファミ通文庫)
(2015/02/28)
池部 九郎

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評価(☆5が満点)
☆2

あらすじ
 幼馴染でバンド仲間だった橘奈緒(たちばな・なお)が死んだ。ミュージシャンになるため、東京に上京しようとした日に事故にあったのだ。
 失意の日々を過ごす大槻慶太郎(おおつき・けいたろう)だったが、形見として彼女の母親から譲り受けた奈緒の携帯に電話がかかってくる。相手は……奈緒!? しかも電話の向こうの彼女は東京で音楽活動を続けているというのだが…。
 失われた恋と歌の奇跡の物語、ついに書籍化。

感想
 こんなことを言うと失礼なのですが、期待外れでした。

 文章中に時々登場する「(笑)」が、イラッとさせて下さいます。 本文中では、地の文で見れます。
 製本されたれっきとした本で見せられると、「ふざけてんのかな」と思ってしまいますね。ネットならまだしも…。

 また序盤、音楽関係の専門用語がこれでもかと乱舞していて、読みにくいうえに分かりにくいことこの上なしでした。
 例えば、「DTM」と書かれてそれが何かがわかる方にはそれでもいいのでしょうが、予備知識が無い人間にはさっぱりです。後追いの説明も特になかったですし。


 ストーリーの方ですが、イマイチでした。
 好きだったかもしれない、仲好しの幼馴染の女の子が突然いなくなったにも拘らず主人公の対応がわりと淡白だったかと思いましたね。 彼女の歌を(彼女の死後に勝手に)投稿して、人気が出て、レコード化の話が来て……。
 なんと言うか、勝手なイメージですが、携帯小説臭がすごいです。 主人公が自分の悲劇に浸っている感じがする部分も含めて。

 評価は、下巻ではもしかしたらもしかして化けるかもしれないという期待を込めての☆2です。
 そのまえに下巻は購入しないかもしれませんが…。


 音楽と恋に関係したお話をお求めのかたがいらっしゃいましたら、こちらよりも以前紹介した↓の方を強くおススメします。
二度めの夏、二度と会えない君 (ガガガ文庫)二度めの夏、二度と会えない君 (ガガガ文庫)
(2015/01/20)
赤城 大空

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