太田紫織『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(角川文庫)

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先 (角川文庫)
(2015/02/25)
太田 紫織

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評価(☆5が満点)
☆3

あらすじ
 北海道は旭川の冬。僕は、櫻子さんと薔子(しょうこ)さんに頼まれて、旭岳にある彼女の親類の別荘を訪れることに。訪問の目的は、最近亡くなったという別荘の持ち主の遺品整理だ。驚いたことに、骨と謎にしか興味を持たない櫻子さんも同行するという。
 別荘で過ごしていると、折悪しく暴風雪に見舞われて停電がおきてしまう。しかも設置されている暖炉の中から人の骨が見つかり…(「凍える嘘」)。
 「Bloody Valentine's Day」、「アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ」の三本でお送りするキャラミステリー。

感想
 何故かアニメ化、コミック化されるとのお知らせが帯にありました。
 これ、アニメ化出来るのか…?  白骨アニメとかヤダなぁ(笑)


 それは置いておいて、本編の感想です。
 今回だと、あらすじにある「凍える嘘」が面白かったですね。
 櫻子さんの「異様さ」と、骨という、この作品の性格を一番出しているかと思います。
 冷静に、周辺の事情に頓着せず結論だけを重要視する人間性。探偵像としては良く見ますが、日常におかれてみると異様だということが浮き彫りになりますね。

 「アサヒ・ブリッジ・イレギュラーズ」は、「ベイカーストリート・イレギュラーズ」のもじりなんでしょうね。
 とは言え、タイトル以上のものはなかったかと思いますが。
 「Bloody~」は、犯人がキモかったです。 それ以上の感想は特に持てませんでした。「らしさ」も特にありませんでしたし。


 他は、以前にも言ったかと思いますが、あの「裏で糸を引いている人間がいる」という設定がどうも好きになれません
 というか、この作品には余分なもののような気がしてならないのですが、いかがですか?  漂うB級映画臭…。
 長く引っ張らないで、さっさと幕引きをした方が良いような気がします。とある子ども名探偵みたいになりますよぉ(笑) かといって金田○少年の「地獄の傀儡師」のような立ち位置という訳でもないのがまた…。

 
 最初の話題に戻りますが、この作品はあまりアニメ向きではない気がします。
 一気にオワコンにならないことを祈ります…。
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