岡崎琢磨 『珈琲店タレーランの事件簿 4』 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
(2015/02/05)
岡崎 琢磨

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評価(☆5が満点)
☆3.5

あらすじ
 「主人公はレモンが書店で爆発する場面を想像して、辛気臭い思いを晴らしたんやったな」。
 五年前に他界した大叔母が失意の美星を救うために仕掛けたのはちょっとした謎だった――京都市内にひっそりと佇む喫茶〈タレーラン〉の庭に植えられたレモンの樹の秘密を描いた「純喫茶タレーランの庭で」を始め、5つの事件と書きおろしを加えた短編集。

感想
 面白かったです。
 やっぱりというと失礼かもしれませんが、このシリーズは短編集の方が面白いですね。短編が上手ですね。短い中でもきちんとまとまっているし、伏線も張られているし。


 今作は「ブレイクは五種類のフレーバーで」というサブタイトルになっているように、5つの短編からなっています。実際はそれに加えて一遍のショートショートが付けられています。


 どの短編も結構面白かったんですが、3つ目の短編「消えたプレゼント・ダーツ」は好きになれませんでした。
 この話の筋・トリック自体は別に嫌いではなかったのですが、とある登場人物が嫌いでした。
 意味がわからない自分への自信から他人を見下すような人種。
 まぁ、ダーツ上級者が初心者を笑っていただけなら良かったんですけどね。それ以上となるとちょっと鼻白むというか…。


 それ以外の短編は結構面白かったです。
 序盤の二編の仕掛けは「どこかで」見たことがあるものでしたけど(^_^;)

 他だと、「可視化するアール・ブリュット」のトリックの種が面白かったですね。良く知っているあの道具にそんな裏側があるとは知らなかったですw 


 今後も面白い中・短編お待ちしています。
 てか、今回はコーヒー蘊蓄が無かったですね、そう言えば。……ネタ切れ?
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