岡崎琢磨 『珈琲店タレーランの事件簿5』 他感想

 今回の分の紹介です。 ちょうど一冊読み終えそうだったので、更新を一日遅らせました。
 ちょっと多いので、いつもとは違う変則的な書式で紹介します。

評価・感想
新刊


・岡崎琢磨 『珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように』  ☆2.5
 今回は、連作短編集でした。が、いかんせん全体のテーマとなっているものが微妙で……、頑張って読みました。個々の話の謎解きはよかったのですが、それが残念な点。 源氏物語だけをテーマにしていたら……。終盤で「源氏香」という香道の話が出てきますが、その短編でのとある発言が引っ掛りました。いわゆる「探偵の自意識過剰」という奴で、深読みとかを通り越して不自然でした。 まとめ:「かまってちゃんがうざい巻」


・入間人間   『安達としまむら7』   ☆3
 告白後のはなし。意外と淡白かと思っていたしまむらが、割と積極的というか拒絶せずにいたのが面白い。割と初期想定路線だという、軽い百合ものになってきた感じです。


・丸戸史明   『冴えない彼女の育てかた11』   ☆4
 今回は、加藤です。加藤の乱が始まりましたw ちょっと変わってきた加藤が、とうとう攻めてきましたよ。終盤の加藤のエロ可愛さが半端ないです! 加藤ファンの方々には悶絶ものでしょう。なんだか不穏な引きが気になりますが……(犯人は金髪だな)。


・葵せきな   『ゲーマーズ6』     ☆4
 前回の終わりでの事件から立ち直った(前半)と思ったら、最後にまた事件があったよな巻でしたw 物語が大きく動き出す感じですが、どうなっていくのやら。 個人的にお気に入りなコノハさんが、今回割と扱いが不憫で泣けましたw


・石塚千尋   『ふらいんぐうぃっち』  ☆3
 ほのぼの魔女漫画5巻です。全体的に魔女っぽい構成の話が多かったですかね。なんか杏子が可愛かった。


既刊

・桜庭一樹   『少年になり、本を買うのだ』 『書店はタイムマシーン』
       『お好みの本、入荷しました』  ☆4

 読書魔の作家桜庭一樹の一年ごとの読書日記をまとめた、読書エッセイ。 彼女が読んだ本の紹介の他、作家としての創作裏話や編集さんたちとの爆笑のやり取りあり、読書目録としてだけでなく、ユーモアエッセイとしても面白く読める
 ただし、本書を読んでいると掲載書を読みたくなってくるので注意が必要w 実際に何点かブックオフで買って来た…。


・新庄カズマ  『サマー/タイム/トラベラー 1,2』   ☆3 
 不思議な読後感の、SF作品。 純粋なタイムトラベルものではない。 特徴的なエンディングが印象に残る。 あれは、ハッピーエンドと言っていいのだろうかしら。 タイムトラベルものの先行作品分析が面白かったが、エピローグ部分はなくてもよかったかなと思う。


・城平京    『虚構推理』   ☆3.5
 本格ミステリ大賞受賞の破格ミステリー。 一般文芸というよりもキャラクター小説、ライトノベルに近い。 が、これでもかとエンターテイメント要素(妖怪、都市伝説、美少女探偵など)をつぎ込んだ作品の読みごたえは最高。クライマックスの「虚構推理」は圧巻でした。 面白いのですが、万人受けはしなさそうなので☆3.5です(´ー`)


・太田詩織  『櫻子さんの足元には死体が埋まっている 八月のまぼろし』  ☆3
 今回はちょっと短く、短編3編。 「八月四日のリジー・ボーデン」が面白かった。薔子さんの親友が過去に起こした事件の真相を暴く、久々にこのシリーズっぽい話。 ただ、少年の青臭い正義感にやっぱりうんざりさせられた……。正太郎の青臭さと、花房押しが個人的にはネック。


・麻見和史   『虚空の糸  警視庁殺人分析班』   ☆3
 「殺人分析班シリーズ」第3弾。 今回は東京都民全員を人質に取ったという無差別殺人犯と対峙する。
 話を大きく見せようとしているのだろうが、無理が透けて見えて時々引く。 推理捜査といった、警察小説の本筋の部分は相変わらず面白かったので読み通せた。
 最近第5弾が文庫化されたものの、まだ第四弾「聖者の凶数」を読んでいないのでおあずけ。


 今回はこんなところです。
 今月26日には『やがて君になる』の3巻が、月末には『氷菓』シリーズの最新刊(単行本)が出るのでいまから楽しみです。
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ゆーいちです。

このブログでは特にジャンルを絞らず、自分が読んだ作品の感想を書いていこうと思います。
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