中村文則 『掏摸』 他感想

 有栖川有栖『絶叫城殺人事件』のドラマ、意外とよかったです。有栖役の人がイケメンすぎですが…。
 それはそれとして、遅くなりましたが今回の分の更新です。


・中村文則        『掏摸』             ☆3.5
・有栖川有栖       『スイス時計の謎』       ☆3.5
・円城塔         『Self-Reference Engine』   ☆3
・霧舎巧         『カレイドスコープ島』       ☆3
・サリンジャー      『ナインストーリーズ』      ☆3.5
・ゴールディング     『蠅の王』             ☆4

エッセイ
・出久根達郎       『漱石を売る』          ☆3.5
・遠藤周作         『ボクは好奇心のかたまり』  ☆3.5
・北杜夫          『マンボウ交遊録』       ☆3.5

コミック
・末次由紀        『ちはやふる 三十』       ☆3.5
・筒井哲也        『予告犯』              ☆3.5
・久世番子        『暴れん坊本屋さん』       ☆3.5



感想
 『掏摸 スリ』
 前回紹介した『遮光』イマイチでしたが、『掏摸』は面白かった。しっかりお話がある作品。こちらも犯罪小説(ノワール)。 中編作品ですので、ちょっとした時間で読めます。

 『スイス時計』
 やっと買えました。国名シリーズもここまで来ました。本作は短編集。 『モロッコ水晶』はまだ。
 個人的には表題でもある「スイス時計の謎」が好きでした。本格の神髄ともいえる理詰めの推理が楽しめます

 『Self-Reference~』
 何気にこの人の作品は初めて(ある意味合作の『屍者の帝国』は除く)(;^ω^) 20篇からなる短編集、掌編集(?)。
 長~い解説を読めば大体わかります。

 『カレイドスコープ島』
 二作目。霧舎版『獄門島』とのこと。 相変わらず見えすぎている探偵。探偵が二人いる意味が謎。
 話とトリックは面白い。

 『ナインストーリーズ』
 今更ながらのサリンジャー(読み忘れ(;^ω^))。タイトル通りの9編からなる短編集。
 個人的には、「バナナフィッシュ~」、「笑い男」、「エズミに捧ぐ」好きでした。

 『蠅の王』
 こちらも有名作品。『十五少年漂流記』『地獄の黙示録』を加えてみた感じでしょうか。
 人間性とか陶冶・教育を考えさせられる深い作品でした。

 『ボクは好奇心のかたまり』、『漱石を売る』、『マンボウ交遊録』
 どれもふた昔前ぐらいのエッセイ。
 『漱石~』は、古書店店主による古書店エッセイ。本を通して見た人間模様描写が秀逸。「雪」は泣けます。
 遠藤周作と北杜夫のエッセイは、二人して好き放題言っていて面白い。

 『ちはやふる』
 最後の大会が始まりましたね。大会自体はだいぶ駆け足で消化されていっています。決勝が楽しみですね。
 太一サイドは混沌w

 『予告犯』(全3巻)
 今更ながらに購入(中古)。じっくり腰を据えてやってくれていたらもっと面白かったのではないかとも。

 『暴れん坊~』(総集編全2巻)
 本屋さんエッセイ。書店の裏側が面白おかしく描かれていて、本好き書店好きなら楽しめます。


 今回はこの辺で失礼します。
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長沢樹 『夏服パースペクティブ』 他感想

 新年あけましておめでとうございます。
 本年も細々と感想等更新していく予定です。 ゆったり長い目で見てやってください。


・長沢樹      『夏服パースペクティブ』          ☆3.5
・丸谷才一     『思考のレッスン』
・遠藤周作     『ぐうたら好寄学』
・河野裕      『汚れた赤を恋と呼ぶんだ』        ☆3
・中村文則     『遮光』                    ☆2.5
・乾ルカ      『てふてふ荘へようこそ』          ☆3
・有栖川有栖   『海のある奈良に死す』           ☆3
・夢枕獏      『陰陽師 夜光杯ノ巻』            ☆3.5
・筒井康隆    『旅のラゴス』                 ☆3.5
・万城目学    『鹿男あおによし』               ☆3.5
・ポー       『黒猫・黄金虫』                ☆3
・霧舎巧     『ドッペルゲンガー宮』             ☆3
・篠田真由美  『ユニコーンの繭』                ☆3


感想
 『夏服~』
 文庫化されたので購入。実は前作はあまり好きではなかったので放っていたのですが、文庫新刊になったので購入してみた作品。 作品そのものは、クローズドサークルもので普通に楽しめました。多少ご都合的な面もありましたが、今作は割と好き。真由ちゃんが可愛くなってました。

 『汚れた赤~』
 階段島シリーズ第三弾。今回は過去編(+メタ展開)。波乱を呼ぶ新キャラの登場もあり。次巻は荒れそうですね。

 『遮光』
 淡々としすぎていて特に面白いとも思えなかった。内容はともかく、もう一捻りぐらいあってもいいのではと思う。

 『てふてふ荘~』
 よくある集合住宅ものですが、捻りがあって面白かった。意外と言っては失礼ですが、ほっこりします。 二号室と三号室の住人の話がおススメ。

 『海のある奈良~』
 「火村シリーズ」がドラマ化されるそうですね、『絶叫城』、『乱鴉の島』あたり。本作はドラマ化されないだろうけど、火村ものですw

 『陰陽師』
 いつもの。「天鼓」、「醍醐」以降はまだです。

 『旅のラゴス』
 Amazonかどこかで腐されていたのでこれまで手を出していなかったのですが、読んでみました。
 面白かった! おススメ。 他人の感想はあまりあてにならないことを再確認しましたw 超能力の設定はなくてもよかったと思います。

 『鹿男~』
 未読(映画(ドラマ?)も未見)だったのですが、108円にあったので。 この人のファンタジックな現代劇割と好きです。 設定の妙ですね。 次は『プリンセス・トヨトミ』か(こちらも未読・未見)。

 『黒猫・黄金虫』
 ホラー風味短編集。有名作なので読んでみてください。

 『ドッペルゲンガー宮』
 初見の作家さんの作品。とは言っても古い(;^ω^)
 本格ものが好きな人は楽しめるのではないでしょうか。 しっかりした論理展開で楽しませてくれます。が、個人的にはメインの探偵がなんでもお見通し過ぎて若干うんざりしましたが…。 キャラ造形他は割と好きだったので、以降も買うかも。

 『ユニコーンの繭』
 「桜井京介シリーズ」も後二作になりました。余計な登場人物も今作で消えましたし、次回以降は普通に楽しめそうです。


 『ぐうたら好奇学』、『思考のレッスン』
 『ぐうたら~』は、遠藤周作のエッセイ。とても面白い。おススメです。遠藤先生に対するイメージが変わること請け合いw
 『思考~』は、作家丸谷才一による思考・読書・文章術についてのレッスン。ためになります。
 ちなみにどちらも『読書の腕前』(岡崎武志)という新書に触発されて読んだものです。『読書の腕前』もとても面白い読み物になっているのでこちらもおススメ


 長くなったので、今回はこの辺で。
 駆け足の紹介でスミマセン。
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