9/11更新

それでは今回の更新です。

・江波光則   『我もまたアルカディアにあり』            ☆3.5
・ブラッドベリ  『華氏451度 (新訳版)』               ☆3.5
・石野晶    『生者の行進』                      ☆3.5
・川瀬七緒   『シンクロニシティ 法医昆虫学者』          ☆3.5
・篠田真由美  『失楽の街 建築探偵桜井京介シリーズ』     ☆3.5

・鴨志田一  『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』     ☆4



 それでは感想です。
 『我もまた~』はSF作品の短編集。働かなくても生活が保障される「アルカディアマンション」をを中心に描かれる、へ即した楽園と解放された煉獄を描く連作。「クロージングタイム」が個人的には好み。欝々とした雰囲気はあまりなく、日常の延長にあるような終末の風景を見せてくれます。

 『華氏~』は、言わずもがなの有名作。読んでいなかったので読みました。一部を読むのが大変でしたが、あとの2部、3部は読めました。今ではよく見るディストピア物の嚆矢でしょうか。個人的にはあまり好きになれなかった作品。内容は面白いのですが…。

 『生者~』は、青春ミステリー作品。
 ミステリー部分よりも青春小説の部分に力が入れられていましたが、面白く読めました。青春小説って、割とクサい展開が多くて時として萎えるのですが、今回はそんなことはなく楽しめました。ただ、全体的に鬱屈した雰囲気を漂わせていますのでご注意。
 冬子ちゃんは個人的にはとても好きですが、あっさりとした転換がマイナスですかね。もう少し別な形の自立があってもよかったのではないかと思いました。

 『シンクロ~』は、法医昆虫学者シリーズ第二弾作品。
 前作よりもパワーアップして戻って来てくれた感じでした。とある人物と彼の作品がもう少し話に絡んでくるのかと思いきや、サイドストーリーだけだったのが残念。

 『失楽の街』は、建築探偵シリーズの中でも割と異色でした。テロと探偵ってミスマッチ感がすごい気がするのですが、そこまで変な感じは受けませんでした。とある本庁所属の刑事さんの自分本位的な振る舞いがイラッとしますw
 そろそろ京介自身の話というか、姿が見えてきたようでその点でも読んでいて他のいいです。終盤での京介の独白は、割と普通の感性だと思いましたが…。
 『胡蝶の鏡』、『聖女の塔』まで購入済み。残りは『一角獣の繭』、『黒影(だったかな?)の館』、『蕃祭の丘』です。


 『ブタ野郎』はラノベです。 ラノベはラノベとしての評価です。基準を合わせると今回は☆3.5ぐらい。
 どこかで見たことがあると思ったら、『みなみけ』のクラウディアの回でしたw 感動回。 かえでちゃんマジエエ子やわぁ。
 実はあの人は主人公の思春期症候群の産物ではないかと思って見たり。


 あと小川一水『天蓋の砦』とハインライン『夏への扉』を購入。
 こちらは未読なので、次回以降の更新で紹介します。
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