PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)

PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)PSYCHO-PASS サイコパス (上) (角川文庫)
(2014/08/23)
深見 真

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評価(☆5が満点)
☆3.5

感想
 同名のアニメを原作とした、ノベライズ版です。
 最初にアニメが放送された時に見てから、結構好きな作品です。
 実は角川文庫から出版される以前にも出版されているのですが、角川文庫版の今回購入しました。現在、原作アニメの方はフジテレビのノイタミナ枠で新編集版として再放送されているので、そちらもどうぞ。

 本作ですが、現在放送されている新編集版のようにところどころに槙島聖護(まきしましょうご)や鮫噛慎也(こうがみしんや)のモノローグなどが追加されていました。そうしたちょっとした追加要素以外は、特に大きな変更はありません。あの人が居なくならなかったり、居なくなったりはしてませんw
 あ、でも六合塚(くにづか)さんと唐乃杜(からのもり)先生との関係にはびっくりですw 本編見てた時、別に気にしてなかった。 


 アニメ版が好きな方は読んでみても損はないと思います。
 また、今秋から二期が放送され、冬には劇場版が公開される予定だそうですので、それに向けての予習・復習にもいいかもしれません。
 てか、二期はどんな話になるのでしょう? 楽しみです。

 他方で、この本から入られる方でも十二分に楽しめると思います。
 ジャンルとしては、未来の日本を舞台にしたミステリー仕立ての警察小説になっています。『攻殻機動隊』をより警察寄りにしたものと言えばいいでしょうか。
 基本的にはミステリーです。複数の事件を追ううちに、その背後にあるより大きな犯罪に気がついて、その捜査を進めていく形でストーリーが展開します。
 ただ、タイトルからも想像されるようにグロテスクな犯罪もあります。実際、現在再放送中の或るストーリーは放送が中止されました。ナイスボート。

 ですので、そういったものが苦手な方は、注意してください。
 作品自体は、しっかりした作りの話です。ミステリー部分もしっかり考えられていますし、その他の部分もしっかり作られています。 『色モノ』という色眼鏡を外して、ぜひ、読んでみてください。SFものとしてもミステリーとしても楽しめるかと思います。
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山元渚『吉野北高校図書委員会』 (角川文庫)

吉野北高校図書委員会 (角川文庫)吉野北高校図書委員会 (角川文庫)
(2014/06/20)
山本 渚

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評価(☆5が満点)
☆3

あらすじ(このあらすじは一巻のものです)
 男友達だった同級生の大地が、後輩の女の子と付き合い始めた。彼女なんてつくらないと言っていたはずなのに。
 彼らと同じ委員会で接するうちに、自分の大地への微妙な思いを自覚していくかずら。
 また、同じ図書委員でクラスメイトの藤枝は、大地への想いにフタをしようとするかずらに、もどかしいを想いをしていた。いじましいかずらの振る舞いに、もどかしさを押さえられず…。

感想
 すがすがしいほどに青春小説でした。
 そして、同じ程度に日常系。びっくりするぐらい何も起りませんw
 イベントが無いだけであって、山なし谷なしという訳ではないのでご安心を。

 あと一つ注意を。
 私がここに感想を書いていているものは、実はMF文庫から出版されたものであって、現在角川文庫から再販されているものではありません。 にも拘らず、紹介先のものは角川になっています。これは単に最近再版されたものということで、新しい方を紹介した方がいいと思ったためです。


 さて、作品の方に話を戻します。
 先に書いたように実にすがすがしい青春小説でして、誰もが経験したであろう高校時代の、あのもどかしい思いをした時期を思い出せますよ。
 現在暗黒面に堕ちている人は、彼らのまぶしさに当てられてダメージを受けかねないほどの青春ですw

 登場人物は、タイトルにもあるように吉野高校の図書委員会のメンバーです。
 委員長、岸本一(きしもとはじめ 愛称:ワンちゃん)
 副委員長、武市大地(たけいちだいち)
 副委員長、川本かずら(かわもとかずら)
 書記、藤枝高広(ふじえだたかひろ)
 委員、西川行夫(にしかわゆきお)
 委員、上森あゆみ(うえもりあゆみ)
 司書教諭、牧田先生
 彼ら図書委員会のメンバーを巡って起こる、様々な葛藤などを描いた作品です。

 一巻のメインは、大地とあゆみのカップルを見つめるかずらのお話です。そしてかずらを見つめる藤枝の話でもあります。
 このかずらと藤枝の二人が、まぁよくある「仲が良い男女の友達」なんですわ。 
 ということは…。というぐらいよくあるお話ですが、不思議と楽しめました。登場人物のみんなが、裏表のない素直な子たちだからでしょうか?

 また本作は、二巻、三巻とありまして、他の図書委員会のメンバーにもスポットライトを当てながら、高校生という誰もが経験する青春の一時期を見事に描いております。
 二巻では、ワンちゃんこと委員長の初恋模様がえがかれます。
 三巻では、再びかずらと藤枝の二人を中心としたお話です。


 携帯小説のような、ドラッグ・援交・DVといった「現代的」らしい話とは違う、何時までも変わらずにそこにあるような、すがすがしい青春小説でした。

吉野北高校図書委員会〈2〉委員長の初恋 (角川文庫)吉野北高校図書委員会〈2〉委員長の初恋 (角川文庫)
(2014/08/23)
山本 渚

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ゆーいちです。

このブログでは特にジャンルを絞らず、自分が読んだ作品の感想を書いていこうと思います。
記事中の作品についての評価は、おススメ度と見てください。

出来るだけ週一程度のペースで更新していきたいと思います。

よろしくお願いいますm(- -)m

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