末次由紀 『ちはやふる(24)』 (Be・Loveコミックス)
![]() | ちはやふる(24) (Be・Loveコミックス) (2014/04/11) 末次 由紀 商品詳細を見る |
末次由紀さんの『ちはやふる』の感想です。
評価(☆5が満点)
☆3.5
あらすじ
かるたの最高峰、名人戦・クィーン戦開幕。
念願の名人位への挑戦権を手にしたちはやの師匠、原田先生。ついに原田先生の名人位への挑戦が始まる。
一方、現クィーン若宮志暢(わかみやしのぶ)にも挑戦者である元クィーン猪熊遥の挑戦が。
盤石かと思われた現名人周防久志、クィーン若宮志暢の防衛。
しかし勝負の行方は予想外の方向へ進み出し…。
感想
はじまりましたね、名人・クィーン戦。
熱い原田先生の熱いかるたが見られますw 挑戦者決定戦での原田先生の戦いは、白熱しましたね。新くんにも買って欲しいし、原田先生に勝って欲しい。そんな名勝負が展開されてました。
もう一方のクィーン戦の方も、挑戦者はちはやちゃんと戦ったこともある元クィーンの猪熊さんということもあって、どちらを応援して良いやら。
ただ今回は現名人である周防さんが、謎の行動を見せております。
やる気があるのかないのかわからない。試合を悪戯に伸ばそうとしているかのような振る舞いを見せる。さらには試合の合間に頻繁に電話連絡をする。こうした不審な行動が目につきます。
誰かのために頑張る人たちの熱い戦いを見ることが今回もできます。
少女漫画とは思えない、少年漫画のような熱い展開が楽しめます(笑)少女漫画だと思って敬遠していた方々にも是非読んでもらいたい作品です。
恋愛要素:熱血が2:8ぐらいの割合ですので、べたべたした恋愛模様が苦手な人にもおススメです。
かるたや百人一首の知識がなくても十二分に楽しめるよう計算されてお話が作られていますので、管理人のようなこの分野の知識がない人間にも楽しめます。一巻から読めば十分、かるたに関しての知識も身に付きます。
あと本編とは関係ありませんが、巻末の4コマ漫画も毎回楽しませてくれます。
こうしたちょっとしたお遊び要素も少年漫画チックです。
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