野村美月 『吸血鬼になったキミは~(4)』 (ファミ通文庫)

吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4) (ファミ通文庫)吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(4) (ファミ通文庫)
(2015/04/30)
野村 美月

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評価(☆5が満点)
☆3.5

あらすじ
 綾音(あやね)と距離を置くことを選んだ詩也(うたや)。「素直な後輩』を演じる彼に対して動揺を隠せない綾音だったが、演劇部の演出家いち子がクリスマス公演をカレナを客演として迎えてのダブルヒロインで行くと発表。演目は『エロスとプシケー』。
 謎を秘めた詩也の姿と、正体を隠してプシケーと暮らす愛の神エロスの姿が重なり、綾音は演技に集中することができなくなり……。互いを思いながらすれ違う二人は…。

感想
 今回は恋愛要素が多めの巻でした。
 普段が、7:3ぐらいでで演劇部の話が多いところ、今回は6:4で恋愛分が多めな感じでした。 
 次回の方が恋愛要素が多くなりそうですけども。


 さて、そんなこんな今回のシナリオはアプレイウス『黄金の驢馬』の「エロスとプシュケー」だそうです。 
 ネタ元の本は結構昔に読んだので、話をほとんど覚えていませんでしたが(;´・ω・) また読んでみようかなぁ。 他の話も面白いものは多かったと思うので、興味がある方は読んでみるといいと思います。
 

 演劇部の方は、女王様キャラであらせられるカレナ様のご登場です。
 これまでの話からすると、とんでもない勘違いの入った高飛車な人間かと思っていたんですが、実のところそんなでもない人でした。

 てか、実はいい人だった |д゚)!  そしておつきの人間たちが意外と気さくだったw
 と、カレナ様軍団の意外な一面を見られる巻でもありました。


 前の巻末でごたごたし始めていた詩也と綾音の関係が、一歩進んだというか、一先ず一段落した巻
 雫は今後どうするのかとか、理歌や凪乃といった周囲の人間たちはどうするのかとかまだまだ波乱含みですが、やっと落ち着くところに落ち着いた感じです。
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大森藤ノ 『ダンまち 7』 (GA文庫)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 7 (GA文庫)
(2015/04/14)
大森 藤ノ

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評価(☆5が満点)
☆3.5

あらすじ
 新生【ヘスティア・ファミリア】始動!
 「戦争遊戯」の激戦を乗り越え、新たに眷族に加わったリリ、ヴェルフ、命(みこと)。ベルのもう一つの家族。
 ある日不審な行動をする命を追ってベルが迷い込んでしまったのは、オラリオの歓楽街。そこは【イシュタル・ファミリア】が管理する夜の街。そこでベルは捕らわれの身となっている不思議な雰囲気の少女、春姫(はるひめ)と出会う。オラリオの裏側でうごめく陰謀に飲み込まれるなか、少女のためにベルが下した決断とは――。

感想
 今回は、いつもとは一味もふた味も違った話でしたね。
 そもそも、表紙からして怪しさ満点だし(笑) 本文では、教○ママさん達が読んだら文句を言いだしそうな言葉が。なかなか見ないですよね、娼婦って…。
 そんなこんな新刊ですが、アニメの放送も始まったためか、筆が進んだのか分厚いです。


 内容ですが、今回はなかなかイレギュラーな展開でした。

 ・ 主戦場がダンジョンではない。 というかダンジョンに出かけてすらいない。
 ・ アイズが登場していない。(たぶん)一シーンも…。

 とはいえ、あとはほとんどいつものような胸熱展開でしたので、特に気になることはなかったですね。
 ライトノベルというか、少年少女向け媒体で色街を登場させるのもなかなか珍しいですし、思い切ったことしたなぁと思ったり。

 あとがきで作者さんも触れていますが、暴力ががメインの冒険者たちの街なら、まぁ普通、色街はありますよね。 んで、そこを避けて通るのは良くないだろうということのようです。
 そこの部分を否定、非難するつもりはありません。ファンタジーの中のリアル。 そんな感じでいい刺激になったのではないでしょうか?


 そして今回の一番の見どころ、注目点は、いよいよあの人が表立って動いたというところでしょうか。
 今回はあの人の個人的な因縁もあっての登場でしたが、表舞台に曲がりなりにも立ったということは、今後の展開に波乱を呼びそうですね。


 てか、アイズの出番が無いなんて今までありましたっけ? それとも三カ月連続刊行で、来月『外伝』が出るから、そっちで補完しろということかしら。
 6月には8巻が出るそうで、大変ですね。 頑張ってください(^_^;)


 そしてドンドン「ファミリア」がベルくんのハーレム化しているのはいいのだろうか…。
 頑張れ、ヘスティア。 アニメのようにあざとく行くんだ(一話しか見てないけど)。

川上稔 『境界線上のホライゾン (8)中』 (電撃文庫)

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (8)中 (電撃文庫)GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (8)中 (電撃文庫)
(2015/04/10)
川上稔

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評価(☆5が満点)
☆4

あらすじ
「――本能寺の変が終了するまで、あの場所には、近づかないで頂きたい」
 P.A.Odaの重要人物、森・蘭丸が現れ、武蔵の介入を制止してきた。森・蘭丸は、武蔵が京に近づくことによって、「戦闘とは別の理由」で皆に害がなされる恐れがあるというのだが……。
 その一方で、羽柴へのいやがらせ行為、もとい武蔵の関東出入りに関する、羽柴と武蔵の間での首脳会議が幕を上げる。 武蔵副会長、本多・正純が繰り出した先制攻撃に対して、羽柴側、羽柴・藤吉郎と竹中・半兵衛はどう応じるのか?
 歴史再現のターニングポイント、本能寺の変が間近に迫り、動き出した戦国各国。それぞれの最善手に向けて、交渉線が火花を散らす、第八巻中巻。

感想
 上巻に引き続き、羽柴方へのいやがらせの巻です。

 それに加えて、作品内では夏休みということもあり、それに見合った各種行事も展開されていますよ~。
 サービスショットもありの水着回ですw
 カラーに、アデーレとはこれいかに。 貧○をサービス? ただ同じ枠とは言え、正純のカットはモノクロだけど良かったです。


 武蔵以外の各国、特に前回敗戦した羽柴側の連中の様子も見られ、彼らの雌伏の様子もあり、いよいよ本能寺が近い感じが見られます。
 とは言え、今回は夏休み中(歴史再現の禁止期間)ということで根回し期間で、派手な動きはありませんが、次回の派手な動きに向けての準備期間と見ればそれはそれで楽しいものです。

 下巻ではいよいよ、明智との対面が実現するのかな?
 てか、あの人と明智・光秀との関係はどうしてなのかしら。 あの人の相方は分かるんだけども。

あざの耕平 『東京レイヴンズ (13)』(富士見ファンタジア文庫)

東京レイヴンズ (13) COUNT>DOWN (富士見ファンタジア文庫)東京レイヴンズ (13) COUNT>DOWN (富士見ファンタジア文庫)
(2015/03/20)
あざの 耕平

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評価(☆5が満点)
☆4

あらすじ
 土御門夏目(つちみかど・なつめ)の窮地を機に、身を潜めていた仮初の巣から飛び立ち終結した仲間たち。再会を喜ぶのも束の間、数日後に大規模霊災テロが計画されていることを聞く。かつて二度繰り返された3月3日のテロであり、次こそが「本番」だという。
 強大過ぎる相手を前に、夏目たちは仲間を増やそうを行動を開始する。しかし、それを阻むように陰陽庁はある声明を発表し……。

感想
 遅くなりましたが、感想です(書き忘れていたことは秘密です(^_^;)


 今回はサブタイトルに「count > down」とあるように、迫った来た決戦に向けてのそれぞれの陣営の備えの回でした。
 備えもそうなんですが、伏線もいくつか回収、または徐々に姿を明らかにしています。
 決戦に向けてじわじわと盛り上がって来ていますね~。 今回は大きな動きは特になかったのですが、その分、次回からは何らかの動きがありそうです。

 木暮に関しては動きがありましたが、結局彼はどうなったんです?
 確保されたんでしょうかね。 そうすると戦力的には大分不安が残ることになりそうですが。
 大友も、どうする気なのやら。
 夏目側は孤立無援感がすごいです(笑) 
 味方が少ないというか、誰が見方で誰が敵なのかも分かりにくい。

 春虎は、なぜ夏目たちに接触しないんでしょうかね? 理由はありそうですが、まだ謎。 これまでの経緯からすると、泰山府君祭に関係した何かがありそうですが。
 てか、今回はある程度は接触していたら余計な問題は生じなかったんじゃないかと思ってみたり。 あのトラブルにも対処出来ただろうしね。


 そう言えば、今回はとうとう「あの人」が登場しましたね。 音声のみですが。
 「夏目の復活に失敗した」と千さんに言われていましたが、その理由もちょっとだけ語られました。 なにやら、まだ何かありそうです。夏目の出生にも何かあるのかな?

渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5』 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 (ガガガ文庫 わ 3-17)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。10.5 (ガガガ文庫 わ 3-17)
(2015/03/18)
渡 航

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評価(☆5が満点)
☆4

あらすじ
 冬真っ盛りの総武高校。窓の外は寒空ながら、比較的長閑な雰囲気の奉仕部部室。いつものメンバーのもとに訪れる、生徒たち。とある男子からのお願いごとにうんざりし、一色いろは(いっしき・いろは)の我儘に振り回されたり、強行日程のパンフレット制作の締め切りに追われたり……。
 悩みも苦労もときめきも不安も満載で現在進行中、日常という名のかけがいのない日々。八幡(はちまん)たちの短くも慌ただしい冬の数日を描く短編集。

感想
 ヤバいっす。
 なんだか段々いろはすが可愛く見えてきた(笑)
 なんだろう、小悪魔系というかあざとい系なのに、ちょっと抜けているところがあるからでしょうか? ギャップ萌えというヤツか。

 それもですが、ゆきのんも大分丸くなりましたね、ホント。 デレ期? わかりやすく嫉妬というか、ヤキモチを焼いているような感じもありますし。
 でも、「依存よりも性質の悪いもの」(by 陽乃さん)だそうですので、この先まだまだ波乱がありそうですね。


 肝心の本編は、材木座の相変わらずウザったい相談と、いろはす関係二編の、三篇+掌編一編の構成になっています。
 最近、本編はわりとシリアスな感じだったのですが、今作はほんわかした感じに仕上がっていました。 次からは、新年度ということになっていくんでしょうが、どのような展開になるんでしょうか。

 雪乃と結衣、八幡の三人の距離感がだいぶ近くなっているのですが、どうなっていくんでしょうね?
 新入部員は、まぁ、入ってこないでしょうが。

 扉絵のメガネの雪乃がとてもかわいいです(^-^)
プロフィール

ゆーいち

Author:ゆーいち
ゆーいちです。

このブログでは特にジャンルを絞らず、自分が読んだ作品の感想を書いていこうと思います。
記事中の作品についての評価は、おススメ度と見てください。

出来るだけ週一程度のペースで更新していきたいと思います。

よろしくお願いいますm(- -)m

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