三浦しをん『舟を編む』 (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)舟を編む (光文社文庫)
(2015/03/12)
三浦 しをん

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評価(☆5が満点)
☆4

あらすじ
 出版社の営業部員・馬締光也(まじめ・みつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれる。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。
 定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして、馬締がついに出会う運命の女性。 不器用な人たちのひたむきな思いが胸を打つお仕事小説。

感想
 実は、単行本版も映画版も見ずに文庫から入りました(^_^;)
 映画は見ようと思ってはいたのですが、『ウッジョブ』(『神去なあなあ日常』の実写映画版)のあまりの酷さに、手を出すことを止めたという経緯がありまして。


 さて本題の感想ですが、とりあえず、面白かったです。
 三浦さんの作品は、『神去~』二編と『舟を編む』、『まほろ~』ぐらいしか読んでいないのですが、お仕事小説がとても面白いですね。デビュー作もそっち系のお話だとか。
 
 辞書作りなんていう、まったくなじみのない分野の話ながらこの面白さはなんでしょうね。 『神去~』の林業の話もそうでしたが。
  面白さの源泉の一つは、キャラクター造形の上手さなんでしょうか。 
 変な人たちが繰り広げるドタバタ喜劇。でも単に変な人たちが列挙されているだけではなく、そこにドラマがあるから面白いんですね。

 馬締の、名に恥じない(どこかズレた)真面目さに癒されますw  ラブレターが最高でした。
 荒木さんや松本先生の辞書へのひたむきな情熱にも心打たれました。
 西岡さんの起用そうに見えて実は不器用な人柄もよかった。


 ただ、もう少しじっくり彼らの話を見たかったかなと言う部分がありました。
 一足飛びに数年経過していたりするので、書かれなかった部分を見てみたい。特に馬締の恋の経過なんか、絶対面白いこと色々かましてくれていそうなのに(>口<)
 スピンオフになりませんかね? 


 何れにせよ、読んで損はない作品だと思います。
 ワクワクドキドキ、最後には深い感動が待っていますよ。
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